深海魚 トウジン

深海魚食い倒れ旅

静岡県に面している駿河湾は、最深部が2,500mと日本一深い湾といわれています。1,000mも潜れば、太陽の光は届かず、そこは暗闇…。もしかすると未だに発見されていない魚もいるかもしれません。謎に包まれた深海の世界で生きる魚たちは、グロテスクな見た目から敬遠されがちですが、実は沼津市戸田では、昔から深海魚を食べる習慣があります。ちなみに、写真の魚は、「トウジン」。しかし、戸田では「げほう」と呼ばれています。戸田独特の呼び方にも注目を。今回、戸田で深海魚を知って、見て、食べる旅プランを紹介します。

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旅行記

1日目

12:26

東京駅発のJR特急踊り子115号・修善寺行に乗車。
車内では駅弁をいただこう。さあ、旅のはじまりです!

14:06 修善寺駅着

すぐにバス停へ向かいます!

14:20

修善寺駅で東海バスに乗車。

15:10 戸田着

バス停からすぐに宿泊するお宿「ときわや」が見えます。

15:20

味わいの宿 ときわやでチェックイン

「ときわや」は一人旅向けのプランをご用意。おひとり様でも舟盛りをいただけるのはうれしい! 特徴は、世界最大カニ・高足ガニをはじめ、戸田特産の深海魚が味わえること。しかも食事は部屋食ができるので、周りの目を気にせずに、じっくり料理を堪能できます。
※高足ガニは7/1~9/12は禁漁期間のため、その期間はアワビの踊り焼きとズワイガニに変更。
海、山に囲まれた自然豊かな港町・戸田。温泉地でもあり、夕陽の景勝地として有名で、ホテル・ときわやでは、貸切露天風呂(要予約)から海と夕焼けを望みながら温泉に浸かることができます。

鶴亀の湯

貸切露天風呂「鶴亀の湯」

海の幸

夕食では西伊豆近海産の海の幸が味わえます。写真はイメージです

2日目

10:00 チェックアウト

 

10:20

ヘダトロール

「ときわや」から西へ向かうと、メンダコやタカアシガニの愛らしいイラストが描かれた外壁が目に飛び込んできます。2017年3月、情報発信施設「ヘドタロール」が戸田港に完成。「日本一小さな深海魚の展示室」として、深海魚の標本や書籍を展示しています。

ヘダトロール

10:45

戸田の海辺をゆっくり散歩。海水の透明度に驚きます!

戸田の海辺

午前中なら、富士山が見える可能性が高いので、午前のうちに写真を撮っておくことがおすすめです。

戸田から見る富士山

11:30

戸田塩の会」へ

戸田塩の会

海のすぐそばにある木造の建物、たくさんの薪がみえます。そこは戸田塩が作られている作業場。真ん中に大きな四角い窯には海水があり、薪でぐつぐつと炊かれています。駿河湾の黒潮から汲み上げた海水を薪でぐつぐつと約13時間炊きます。室内は海水の水蒸気が立ち込めていて、ちょうどお昼頃が塩をすくう時間帯。タイミングがあえば、塩をすくうお手伝いをさせてもらえますよ。

塩をすくう様子

戸田塩は、1,500年ほど前、安康天皇に戸田塩が献上されたといわれていました。戦後途絶えていましたが、この土地では古くから塩作りの歴史がありました。その伝統製法を復活させたのが、「戸田塩の会」。お母さんたちが愛情を込めてつくった塩は甘みがあり、柔らかくてコクがあります。「塩なんてどれも同じでしょ?」と思う人はその考えが変わってしまうかも!?

戸田塩商品の数々

13:30

食事処「丸吉食堂」で遅めのランチ

そろそろ、お腹が空くころ。駿河湾の恵みを知り尽くしたご主人がつくる深海魚料理を味わえる食事処「丸吉食堂」へ。今回いただいたのは、人気メニュー「うましの煮魚定食」(小) 1,600円(税別)。煮付けした深海魚と、新鮮な刺身もいただける絶妙なコラボ定食です。地元でもめったに食べることのできない貴重な深海魚で、オレンジラフィー油という乾燥肌に効果があるといわれている成分が入っているので、女性にうれしい食べ物といえます。

うましの煮魚定食

また、丸吉のご主人は、深海魚のトロール漁があるときは、漁獲を終えて戸田港に戻ってきた漁船の元へ行き、その日の獲れ高をチェック。その日の深海魚の様子は、ホームページにアップされているので、ぜひ見てみて。

獲れ高確認の様子

15:00

沼津市戸田造船郷土資料博物館」へ

沼津市戸田造船郷土資料博物館

タカアシガニの甲羅に絵を描いて玄関に飾る「戸田伝統の魔よけのお面」づくり(600円)を体験できます。

高足ガニの魔除けのお面

こちらの博物館は、主に、日露交流の歴史について展示していますが、「駿河湾深海生物館」が併設。日本最大級の大きさといわれる「サケガシラ」をはじめ、300種類もの珍しい深海生物の標本や剥製を見ることができます。

展示の様子1

展示の様子2

また、タカアシガニの成長の様子も紹介しているので、タカアシガニを食べた人も食べなかった人もぜひチェックを。そのほか、戸田の造船の歴史についても学べます。(約160年前、幕末の日本に来航したロシア使節の軍艦「ディアナ号」が、安政の大地震による津波で大破。のちに沈没してしまい、ロシア人たちは帰国する手段をなくしてしまいました。それを知った戸田の船大工は、日本最初の西洋式帆船「ヘダ号」を完成させました!)

17:00

バス停にて、修善寺行きの東海バスに乗車。

18:58

伊豆箱根鉄道で、修善寺発、三島駅行きに乗車。
三島駅に着いたら、東海道新幹線に乗り換えて、東京へ。

20:40 東京着

行程表


1日目
12:26 東京駅発
↓ JR踊り子115号
14:06 修善寺駅着
14:20 修善寺駅発
↓ 東海バス
15:10 戸田着
↓ 徒歩
15:20 味わいの宿 ときわや着

2日目
10:00 味わいの宿 ときわや発
↓ 
10:20 ヘダトロール
10:45 海岸散歩
↓ 
11:30 戸田塩の会
↓ 徒歩
13:30 丸吉食堂
↓  
15:00 沼津市戸田造船郷土資料博物館
↓ 
17:00 戸田発

18:58 修善寺発

20:40 東京着

予算


予算 1人 24,810円〜

味わいの宿 ときわや 手長エビ付舟盛プラン※ 14,040円
丸吉食堂 1,600円
沼津市戸田造船郷土資料博物館 200円

※プランによって価格が違います

●交通費
東京駅~修善寺駅 JR特急踊り子115号 4,190円
東海バス 修善寺駅~戸田 2,000円(片道1,000円)
伊豆箱根鉄道駿豆線 修善寺駅~三島駅 510円
JR新幹線ひかり478号・東京行 三島駅~東京駅 2,270円


戸田地図イラスト

取材日:2017年3月22日
※記載の情報は取材時のものです

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